2009/08/31

ROUND 2d.

10月10日の大会本番に先立って、エントリーをいただいた皆さん、誠にありがとうございます。現在のエントリーは「63」(うち優先枠6、学生18)です。中には遠方にお住まいの方、さらにはついに高校生の方からのエントリーメールも頂きました。現在、スタッフ一同、すばらしい大会にするべく大会準備をしているところです。

さて、大会本番の4日後が「鉄道の日」であることを皆さんはご存知でしょうか? 実は、この大会に参加したいと思っているものの交通費の工面が難しく、参加できないとお思いの遠方の皆さんにとって、このことは実は少々気に留めておいたほうがいいことなのです。毎年この時期、JRグループが「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」(今年のプレスリリースはまだなので、昨年のJR西日本のプレスリリースをこちらのリンクに貼っておきます)というトクトクきっぷを発売しています。鉄道ファンの間では「青春18きっぷの秋バージョン」とも呼ばれるこのきっぷ、値段は3回分で9180円と、本家18きっぷよりちょっとだけ高いですが、青春18きっぷとまったく同じように利用できるきっぷなのです。お金はないけど暇だけはある学生の皆さん、よかったらこのきっぷを手に、大会に遊びに来てみてください(ちなみにこれを書いているblog担当は、JRグループの関係者ではありません。念のため)。もちろん参加を希望される場合は、こちらの記事を参照の上、エントリーメールの送信をお願いいたします。

では、今回のルール紹介に参ります。

ROUND 2d Deduction Drive [10 -> 4]

  • 基本ルールは「上座式サバイバル」、出題傾向は「一般常識、及び難易度やや低めの問題」です。

  • ROUND 1の近似値②→①に基づいて、上位順に並び、全員20pts.を持ってクイズを開始します(近似値未記入の場合はROUND 1の順位で並べます)。

  • 正解すると、自分より下位の人が全員-1pt.、かつ自分は最上位席へ移動です。誤答すると、自分だけが-1pt.、かつ最下位席へ移動です。

  • 最上位席で正解すると、上記の正解ルールに加え、自分に+1pt.となります。一方、最下位席で誤答すると、上記の誤答ルールに加え、さらに自分に-1pt.(計-2pts.)となります。

  • 得点が0pt.以下になると失格です。残り人数が4人になった時点で、残りpts.で順位を決定します。同着、もしくは同時失格などの基準は【得点→正解数→誤答数→予選順位】です。

10人から4人を選ぶクイズのルールは、さまざまな種類が考えられます。それこそ、参加者の皆さんに問う能力が違えば、ルールも異なってくるでしょう。今まで紹介したROUND 2の各コーナーを例に挙げれば、2aは「積極性」、2bは「知識量&スピード」、2cは「正確性&判断力」となるでしょうか。では、この2dのルールで皆さんに問われているのは何でしょうか?そこにこのルールのポイントがあります。シミュレーションをしてみればすぐ分かることですが、このルールでは1問の正解で一気に有利に立つことできます。最上位席に立てば、次の問題は誤答しない限りポイントが減少することはありません。そして、自分より上座にいる人が正解する可能性もしばらくの間は少なくなります。しかし、このことは裏返せば、1問の誤答が致命傷になるということも意味しています。終了時の順位は考慮されないものの、最下位席にいることがポイントの面でどれだけ不利を受けるかは、自明でしょう。どんな状況であれ、ボタンを押すことは諸刃の剣。アップダウンクイズとはまた一味違う緊張感を持ったルールではないかと思います。

2b、2cの紹介の際、安易に「難問・易問」といった表現を使うのは避けました。「学生系」と「難しい問題」、「クイズベタ」と「簡単な問題」は、明確に違うと考えるからです。このコースでは、「50問中、およそ半分は大会中最も簡単な問題」を出題するつもりですが、ここでいう「簡単」とは、「クイズ未経験者でも最後まで聞けば大体わかる」というところです。ベタ問コースの直後なのでベタ問は避けるつもりですが、「一般常識レベル」と感じられるような問題なら、そのまま出します。さらに、ここでは多少「遊び心」も入れていきたいと思っておりますので、大事なのは「柔軟さ、機転、発想の早さ」あたりでしょうか。

「6人の敵を排除に追いやるために最も有効な手段は何か?」「上位進出のために、得点をキープするためには、どういうゲームプレイが必要か?」これらの命題に対し、参加者の皆さんが導き出した答えを、イベント当日、見せてください。くれぐれも近似値の書き忘れはないように…。

2009/08/27

ROUND 2c.

参加希望の方で、まだエントリーがお済みでない方は、こちらの記事を参照の上、エントリーメールの送信をお願いいたします。

今回紹介するのは、前回紹介したROUND 2bの難問タイムレースと対をなすこの形式です。
ROUND 2c Classical Challenge [10 -> 4]

  • 基本ルールは「早押しボード」、出題傾向は「クイズベタ、頻出問題」です。

  • 誰かがボタンを点けるか、問題文を読みきってから3秒経った段階で、全員がボードに答えを書きます。シンキングタイムは、誰かが押した場合はそこから、問題が読みきられた場合は読みきられて3秒経過してから、「10カウント」です。

  • シンキングタイム終了時の「オープン」というかけ声の前までに、押した方も含めて全員にボードを挙げてもらいます。答えが書き上がった方は,シンキングタイムの途中でボードを挙げていただいても結構です。
  • 「オープン」のかけ声の時点でボードが挙がっていなければ、いかなる理由があっても誤答扱いとなります。ご注意下さい。

  • 押した方は、正解+2pts.、誤答-2pts.かつ3回で失格となります。それ以外の方は、正解+1pt.、誤答のペナルティはありません。また、正解者が3人以下の場合、さらにボーナスとして+1pt.となります。

  • 押した方のみ、「オープン」の声とともに解答を読み上げてください。このとき、ボードの解答が正解でも,口頭回答が間違っていたら誤答扱いとなります。

  • 20pts.到達で勝ち抜けです。同着時の基準は【得点→早押し正解数→ボード正解数→早押し誤答数→予選順位】です。

難問のタイムレースの後に行われるのが、このベタ問による早押しボードクイズです。この形式は、新入生のクイズ力練成のために新歓期の例会で行われることがあると聞きますが、フルオープンの大会で行われることはおそらく初めてだと思います。このコースを希望される方にとっては、押された時点で答えが分かる問題が大半を占めるでしょう。だからこそ、押すポイントをシビアに前倒しして、解答権を奪い取ることが求められる形式と言えます。

出題者として、指が遅いので、定型文通りのベタは、実はあまり好みではありません。ましてや今回は早押しボードという、差がつかないと成立しない形式です。それを踏まえて、このコースの問題傾向は、単純にベタ問というより、「最終的にベタに落ち着く」と考えて頂いた方が適切かと思われます。ただ、ベタの争いで欠かせない「反応の早さ」を問うために、教科書通りのベタも、一定量は確実に出題されます。ただしこのコース、シンキングタイムと誤答ルールが、相当厳しく設定されています。ボードだけで20問積み上げることも可能ですが、競り合いになったら、「決め打ち」の勇気も必要になってくるかもしれません。

「学生系/ベタ問」「タイムレース/早押しボード」という2つの対立する要素にねじれを起こして提示する、ROUND 2bとこの形式。改めて問います。あなたは,後ろで見ますか?それとも前に座りますか?

2009/08/24

ROUND 2b.

まず、blog担当多忙のため、更新が遅れたことをお詫び致します。

現在のエントリーは「61」(うち優先枠5、学生17)です。参加希望の方で、まだエントリーがお済みでない方は、こちらの記事を参照の上、エントリーメールの送信をお願いいたします。

さて今回の更新では、前回の予告に先立って、まずROUND 2全体の統一ルールをご紹介します。順番が前後してしまいますが、何卒ご了承ください。
ROUND2 Electives [ALL -> 20]

  • 筆記上位50人を、優先枠通過者→筆記上位者の希望順で、2a~2eの5つのコースに10人ずつ分けます。各コースとも、1・2位はROUND 4、また、3・4位はROUND 3進出となります。つまり10人から4人が勝抜けとなります。

  • 特記しない限り、全形式「50問限定出題」です。ただし、問題数はお伝え致しませんのでご注意下さい。

  • 勝抜け・失格などにより人数が減り、クイズの続行が不可能になった場合、各コースの基準で順位を確定致します。

  • なお、各コースにつき、ROUND 1の最上位者1名に限り、1回目の誤答を無効にします(その問題はスルー扱いになります)。

ROUND 1の関門をくぐり抜けた皆さんが挑むのは、バラエティに富んだコース別のクイズです。先に紹介したROUND 2aの通過クイズを始めとして、さまざまな問題傾向とルールを組み合わせた5つのコースの中から、自分が参加したいコース、自分が勝ちぬけられるコースを本番までにじっくり考えてみてください。

見逃せないのは、上位2人までに入れば、一足飛びにROUND 4の準決勝相当ラウンドまで進出できる点です。攻めに徹して一気に頂点を見据えた戦いを挑むのか、それとも負けないことを重視し、確実にROUND 3に歩みを進めるか。その決断を迫られる場面が、あなたに訪れるかもしれません。そのような光景を当日多く見られることを期待しています。

そして、これを踏まえて、ROUND 2bの形式紹介に参ります。

ROUND 2b Buzzer Beater [10 -> 4]

  • 基本ルールは「2セット制タイムレース」、出題傾向は「学生系ベタ~難問」です。

  • 200秒、もしくは25問限定のタイムレースを2セット行います。なお、このコーナーでは、シンキングタイムは「3カウント」になります。

  • ROUND 1上位の方から、以下のルールから選んで頂き、それが得点基準となります。それぞれ定員は6人です。

    1. 前半セット:正解+2pts.・誤答-1pt./後半セット:正解+1pt.・誤答-2pts.
    2. 前半セット:正解+1pt.・誤答-2pts./後半セット:正解+2pts.・誤答-1pt.

  • 問題は矢継ぎ早に出題し、正誤判定以外のフォローは、セット終了後にまとめて行います。

  • 2セット終了時の得点上位4人が勝抜けです。同着時の基準は【得点→正解数→誤答数→予選順位】です。

ROUND 2aとは打って変わって、ROUND 2bに用意したのは学生系難問によるタイムレースです。知識量とスピードを同時に問うこの形式は、通常の大会でもなかなかお目にかかれないのではと思います。正解の数が物を言う形式ですが、2つのセットの得点基準の存在により、展開一つで結果は変わるはずです。

「クイズの多様性」という観点からすれば、欠かすことは出来ない「学生系」。このワードを使って紹介をしている以上、普段からこの傾向に慣れ親しんでいる皆さんにとって有利になる問題を用意しています。とはいえ、「学生系」の解釈自体、個々人で大きく異なるものです。一企画で体現するのはかなり困難ですが、自分なりの解釈で、いわゆる「落とせない」レベルから、企画が成立する限界ギリギリまで、自分なりの解釈でお伝えしたいと考えています。

ROUND 2b、後ろで見るか、前に座るか。皆さんの挑戦をお待ちしております。

2009/08/16

ROUND 2a.

現在のエントリーは「57」(うち優先枠4、学生16)です。参加希望の方で、まだエントリーがお済みでない方は、こちらの記事を参照の上、エントリーメールの送信をお願いいたします。
なお、現在までにエントリーを頂いた方には、全員に対してエントリー番号を書いたメールを返信しています。「届いていない」という方は、こちらにエントリーが届いていないか、こちらからの返信メールが迷惑メールに入ってしまっている可能性がありますので、今一度ご確認下さい(こちら側では迷惑メールに入ってしまったメールは全て対応しております)。「たしかに送ったはず」という方は、blogのコメント欄にその旨記入をお願い致します。


前回の記事の予告どおり、今日からROUND 2の企画を一つずつ紹介していきます。まず最初に紹介するのは、事前の希望で最も人気の高いこのコースです。
ROUND 2a Aggressive Assault [10 -> 4]

  • 基本ルールは「通過クイズ」、出題傾向は「知識系、非ベタ問題が中心」です。

  • 正解+1pt.、誤答-1pt.です。2pts.で通過席に立ちます。通過席で正解すると勝ち抜けです。

  • 1回目の通過席では、他人に1回正解されると、1pt.で通常席に戻ります。以降、2回目の通過席では2回、3回目では3回…… n回目の通過席ではn回正解されるまで、通過席に留まれます。

  • 同時に複数の方が通過席に立つ場合は、個別に阻止回数を数えます。

  • 何度目の通過席であっても、通過席で自分が誤答した場合は、0pt.で通常席に戻ります。

  • -2pts.に達したら失格です。

  • 同着時の基準は【通過席に立った回数→正解数→誤答数→予選順位】です。

直訳すれば「積極攻撃」。読んで字のごとく、攻撃性こそが勝ち抜けの鍵を握る通過クイズです。貪欲に手数を増やし正解を重ねることが、勝ち抜けへの近道となるはずです。-2pts.の失格ルールの存在により、その攻撃性が自らの首を絞める結果を招くこともありますが、このルールで失格を恐れて手を止めることは、敗退の可能性を自ら高めていることと同義です。

問題傾向としては、おそらく最も「クイズらしい」傾向になると思います。「いかにもクイズで聞きそう」から、「そんなの出すんだー」というような問題まで、難易度で見れば全コース中、最も幅が広いかもしれません。また、人によっては「耳なじみが薄い」という理由で、若干難しめに感じる問題も含まれるかもしれません。ただ、ルールとしては「どこかでハマれば行ける」ルールなので、純粋に知識比べをしたい方も、一点突破を狙う方も、どちらにも向いているかと思われます。

参加者の皆様が繰り広げる、知識と知識の殴り合いを、期待しています。次のコースからは、より問題・難易度傾向が絞られてきます。

2009/08/14

REGULATIONS.

現在までのエントリー数は「52」(うち優先枠4、学生13)。大会までまだ2ヶ月ですが、早くも50を超えました。

エントリー無しの当日参加も可能ですが、再三申し上げている通り、エントリーが100を超えた時点で、キャパシティを見直すことになりますので、事前エントリーにご協力下さい。また優先枠の条件をクリアされている方でも、エントリーが無い場合は、当日いらっしゃっても一般枠での参加となりますので、必ずエントリーを行って下さい。

そして気になるROUND 2の人気状況ですが、A:20、B:4、C:9、D:12、E:3となりました。前回の更新以降、Aの記入がほとんどいなくなり、Dを中心に一斉に伸びてきました。今後どうなっていくか、注目です。

さて、いよいよROUND 2のルール紹介…と行きたいところですが、まずは今回のイベントにおけるクイズの注意事項をお伝えいたします。いくつかの観点に分けて紹介しますので、参加予定の方は事前に目を通していただければ幸いです。

REGULATIONS

  • 特記されていない限り、「早押しクイズのシンキングタイムは5カウント」です。必ず5カウント以内に答えを発声して下さい。問題を読んで誰も押さなかった場合、そこから約1秒間隔で5回数えてから、タイムアップのブザーを鳴らします。

  • カウントの最中にボタンを押した場合、その時点での残りカウントから数えます。改めてカウントを5から数え直すことは致しませんのでご注意下さい。ボタンを押した時点で、正誤判定からはっきりと、残りカウント数を示します。

  • タイムアップと同時にボタンが点いたが、ブザーによって消された場合は、解答権無効、スルー扱いとします。また、解答がブザーの音と重なった場合は、正解を言いかけていた場合でも、誤答扱いとします。

  • 解答の発声を始めた段階で、カウントを一時停止します(時間内に言い切れなくて誤答、ということはありません)。ただし、解答の途中で詰まった場合は、速やかに停止したところからカウントを再開します。このため、残り1カウントで押した場合などは、速やかに発声をして下さい。

今回のイベント独自のローカルルールとして特筆すべきなのは、この「シンキングタイムの扱い」です。早押しクイズの問題が読みきられた際の扱いが他の大会と大きく異なりますので、早押しクイズに参加予定の方は、この規定を頭に入れた上で、事前にシミュレーションを行っておくと対策としては万全だと思います。

  • 正誤判定が「もう一度」と言った場合、「用意している正解と若干異なるが、誤答判定を下す程ではない」という意味です(「正解の一部だけを述べた、もしくは過剰に情報を加えた」「主旨は合っているが求めている表現と異なる」など)。改めて5カウントを行いますので、最初の解答と違う解答をお答え下さい。

  • 正誤判定が「聞こえませんでした」と言った場合、「解答が明瞭に聞こえなかった」という意味です。改めて5カウントを行いますので、最初の解答をはっきりと復唱して下さい。

  • いずれの場合においても、「カウントを取り直してもらうためにとりあえず何でもいいから言った」と判断された場合、ケースによっては時間稼ぎとみなし、誤答扱いとする場合もありますのでご注意下さい。

  • 解答を複数発した場合(○○の××、△△と□□など)、基本的には最後に言った言葉を解答とみなします。ただし、複数ある解答を全て答えさせる問題の場合は、この限りではありません。逆に、複数ある解答のうち一部しか答えなかった場合は、正誤判定を行わず、カウントを続行します。

正誤の判定を留保する場合に、スタッフが行う発声についての注意事項が上記です。こちらは一般の大会に準じた形を採用しています。ただし、最後の項目にある、複数の事項を解答した場合の判定や、複数の解答を要求する問題のときの扱いについては、注意が必要と思われます。

  • ボードクイズ、及び早押しボードクイズのシンキングタイムは、各ラウンドのルールに準拠します。

  • カウント終了と同時に「オープン」という掛け声をかけます。その時点で、全員必ずボードを挙げて下さい。ボードを挙げていない場合や、書くのをやめていない場合は、無条件で誤答扱いとします。

  • また、正解発表後、スタッフの指示を待たずにボードを下ろしたり、記入した解答を消してしまった場合も、仮に正解を書いていたとしても判定不能となってしまうため、こちらも無条件で誤答扱いとします。

  • シンキングタイム中に、答えと思わしき言葉を口走ってしまった場合、その言葉の内容に関わらず、ミスリードを誘ったとみなし、該当者を誤答扱いとします。また、当該問題は無効とし、追加問題の補充は行いません。
ボードクイズ・早押しボードクイズについての解答注意点です。こちらは特に説明は不要だと思います。

  • 主に東洋人を中心とする、「現在、漢字表記が一般的な文化圏」の人名は、姓名両方での解答を要求します。具体的には、日本語・ハングル・全中国方言文化圏の人物に加え、一部特定アジア文化圏を含みます。

  • 主に西洋人を中心とする、「現在、漢字表記が一般的ではない文化圏」の人名は、名字のみの解答で結構です。ただし、問題によっては姓名両方、ミドルネーム、名前のみ、別名などを要求する場合がありますので、ご注意下さい。なお、複合姓に関しては、基本的には「一つの名字」とみなし、完全解答を要求します。

  • フルネームが判明していない(もしくは設定されていない)架空のキャラクター、及び、スポーツ選手の登録名、芸能人の芸名、作家のペンネームなど、実名よりも広まっている呼び名や活動名義がある場合は、そちらで答えて頂いて結構です。
今回のイベントで行われるクイズ全体について、人名の解答基準は上記の通りです。もちろんこの基準は、ROUND 1の筆答問題についても適用されます。

  • 解答者・観戦者を問わず、正誤判定に異議がある場合、即座に申し立てて下さい。
    スタッフが異議の妥当性を即座に判断出来る場合は、異議を受け入れ、改めて判定を行います。判断出来ない場合は、いかなる条件下においても、問題を無効とし、追加問題の補充を行います。なお、次の問題に移った場合は、異議の申し立ては一切受け付けません。

  • 会場の規定により、会場内での飲食は、12:00~13:00のみ、ホールを出た情報ロビーでのみ可能です。それ以外の飲食は一切禁止されておりますので、会場付属のレストランや、周辺の飲食店などをご利用下さい。また、問題集などの物品販売は、全面的に禁止となっております。ご了承下さい。

  • 正解者には暖かい拍手をお願い致します。ただし、行き過ぎた声援や野次、解答者の集中力を削ぐ行為はご遠慮下さい。あまりにも目に余る場合、スタッフから警告及び退場、以降の企画への参加を認めない場合があります。

飲食・物品販売など、会場使用上の注意点を上記に示しています。こちらについては、今後この会場をお借りする団体のためにも、ぜひとも遵守をお願い申し上げます。

  • 以上はあくまでも「原則」です。スタッフの裁量で、臨機応変に判断の変更を行う場合もあります。参加者の皆様においては、円滑な大会進行のため、ご協力をよろしくお願い致します。

注意点は以上です。次回から、今度こそ、ROUND 2のルールを一つずつ紹介していきます。

2009/08/10

ROUND 1.

エントリー開始から10日、現在のエントリー総数は「41」(うち優先枠「3」、学生「8」)です。学生さんのエントリーが増えて喜ばしいところですが、なんと「優先枠かつ学生」のエントリーは、わずかに「1」です。イベント未経験の学生の方、クイズを始めて間もない方、この機会に如何ですか?

当日の参加をお考えの方で、まだエントリーがお済みでない方は、こちらの記事を参考に、エントリーメールの送信をお願いいたします。ブログの左上にも、エントリー要項へのリンクと、現在のエントリー状況をお伝えしています。

なお、前回に引き続き申し上げますが、一般枠エントリーの方は、「過去の所属サークル歴・大会参加歴」の記入は必要ございませんので、これを理由にエントリーを躊躇なさっている方は、最低限の項目で結構ですので、エントリーをお願い致します。重ねてになりますが、エントリーの上限は一時的に「100」に設定してあります。やむを得ずキャンセルされる場合でも結構ですので、早めのエントリーをお薦め致します。




それでは、本日から、数日に1回のペースで、企画説明を行ってまいります。最初の企画はこちらです。


ROUND 1 Preliminary 100 [ALL -> 50]

  • 択一50問・筆答50問の計100問と、近似値問題2問からなる、筆記試験です。

  • 択一は1問3点、筆答は1問7点で、500点満点です。制限時間は25分です。

  • 得点が高かった上位45人が、ROUND 2の優先選択権が与えられます。

  • 加えて、上記の45人を除く、優先枠使用者のうち上位5人が、46~50位として、ROUND 2の優先選択権が与えられます。優先枠の適用は、優先枠エントリーを済まされた方に限ります。当日来場者は条件を満たしていても、一般受験となります。

  • 得点が同点だった場合、「択一正解数が多い方→近似値の正解が近い方(①→②)」で判定します。




補足:択一問題は全て「五者択一」です。ただし、選択肢は4つしかありません。「選択肢5」は全問通じて、「4つの選択肢の中に正解が存在しない」、要するに「1~4以外」ということになります。これにより、問題用紙には「選択肢5」は省略させて頂きますので、ご注意下さい。


一般的なクイズのオープン大会の例に漏れず、今回のfive-starにおいても、まず最初に参加者である皆さんの前に立ちはだかるのは、全員一斉で行うペーパークイズです。ただし、今回は筆答問題のほかに択一問題も用意させていただきました。上記の通り、筆答と択一では、2倍以上の配点の開きがありますが、通過ボーダーライン付近の争いでは、択一の正解数が効いてくるのは、言うまでもないでしょう。

加えて、ROUND 1の解答時間は25分。択一問題は伝統的に1分10問のペースで反射的に解くことが要求されますが、今回は、筆答も含め時間は十分にあるはずです。即ち、今回の択一50問に5分以上の時間をかけ、じっくりと考えることも可能です。むしろ、「選択肢5」の存在、そして「同点時の第一判定基準は択一の正解数」という規定により、そうせざるを得なくなるかもしれません。択一と筆答の時間配分をどうするかは、参加者の皆さん次第。制限時間25分をフルに使った、皆さんそれぞれの戦いの成果を、ぜひ解答用紙に刻み付けてください。



次回からはROUND 2の紹介に入りますが、それに先立って、ここまでのエントリーによる、各コースの人気状況をお伝え致します。

A(通過系クイズ:知識系)19人
B(タイムレース:学生系) 2人
C(早押しボード:ベタ問) 8人
D(上座系クイズ:簡単目) 6人
E(早押しクイズ:超難問) 2人
(無回答4人)

前回からはC・Dが微増しただけで、Aがより一層激戦区になっています。2ヶ月みっちり対策してBに行く、一発逆転が狙えるEに行く、激戦覚悟でAやCに特攻するか…今後の企画や例題の発表でも、考えは大きく変わると思われますが、現状はこんな感じです。

2009/08/03

current entry + entry code 2.1.

エントリーが開始して、およそ50時間が経過しました。この時点までに頂いたエントリーの総数は「29」です。エントリーを頂いた皆様、ありがとうございます!現在、担当の都合で作業が遅れていますが、1週間以内には、エントリー受理のお知らせを必ず返信させて頂きますので、今しばらくお待ち下さい。これからエントリーをなさる方は、こちらの記事をご参照下さい。



さて、エントリー方法について、まずは訂正があります。優先枠の基準「2」クイズイベントの参加回数について、「団体戦(事前にチームを編成して出場するもの、企画中にチームが編成されるものの両方)」を対象外と致します。今回のイベントが個人戦であり、「個人で勝ちあがる力」を問うものであることからの措置です。これにより、自分は優先枠になるんじゃないか、という方がいらっしゃれば、メールでお伺い致します。エントリー開始後のお知らせになってしまい、申し訳ありません。

そして、改めてのお知らせになりますが、一般枠エントリーの方の必須入力項目は、1~4の4項目のみです。「性別」「所属サークル歴」「過去の大会成績」は、優先枠の判定基準として使用させて頂く項目ですので、一般枠の方は記入して頂かなくても結構です。もちろん、書いて頂いても一向に構いませんが、「わざわざ全部書くのは面倒だ」という方は、書かなくてもエントリーは可能ですので、誤解なきようお願い致します。ただ、これまでエントリーされた方の中には、自分のクイズ歴を振り返るいい機会として、数十行に渡って書いて下さっている方もいらっしゃいます。いずれにしても、エントリー担当は全て拝見させて頂いておりますので、宜しくお願い致します。



さて、ここからは、これまで頂いたエントリーに関するデータを、いくつかご紹介致します。まずは一般枠・優先枠の内訳なのですが…。

一般枠:28(うち学生2)
優先枠: 1(うち学生0)

まだエントリーも始まったばかりなので、順当といえば順当なのかもしれませんが、それでも若干寂しいものがありますね…優先枠はペーパーの通過枠が若干名分確保されるので、該当する皆様、チャンスですよ!また、優先枠の条件を満たさなくても、学生の方ならば参加費は半額になりますので…。



そしてもう一つ、任意で伺った「現時点でのコース希望」、29人中26人の方にご回答頂きました。母体数は少ないですが、エントリー開始からわずかな時間で、しかも企画の全貌がまだ見えていない状態で答えて頂いた結果なので、若干「気合の入った」データだと思います。それを踏まえて、ご覧下さい。

A(通過系クイズ:知識系)11人
B(タイムレース:学生系) 2人
C(早押しボード:ベタ問) 6人
D(上座系クイズ:簡単目) 5人
E(早押しクイズ:超難問) 2人

まだエントリー数がペーパー通過枠にも達していないのに、Aコースが早くも2桁です。やはり一番スタンダードなクイズが好まれる傾向にあるようです。次いでは上座を抑えて、ベタ問による早押しボード。おそらくフルオープンでは初の試みということで、人気が集中しているようです。逆に挙げた方が少なかったのが、学生系タイムレース。「見る分にはぜひ見てみたい」という意見もあり、「様々な傾向を楽しんで頂く」という趣旨はご理解頂けているようで、嬉しい限りです。ただ、今のところは挙げている方も少ないので、いっそこれから対策して挑んでみる、というのもいいかもしれません。企画者的に心配だったEコースも、チャレンジャーがいて嬉しい限りです。

もちろん、当日になって気が変わっても、一向に構いません。この数字が発表されることを見越して、あえて書かずに動向を見たり、ブラフをかけている方などもいるかもしれませえん。すでにエントリーを済まされた方も、これからエントリーされる方も、この数字を参考にして、当日の進路を考えるのも、一興ではないでしょうか。



次回の更新からいよいよ、大会当日の共通ルール、そして各企画の詳細発表に移ります。引き続きのチェック、及びエントリー、宜しくお願いします!