また、エントリー番号「77」、2009年09月14日23:00までに頂いたエントリーメールに関しては、全て返信をしております。届いていない、という方は、エントリーメールが届いていない可能性がありますので、blogへのコメントをお願い致します(エントリー先のメールアドレスにメールを頂くケースもあるのですが、そもそものエントリーメールが届いていない場合、それすらも届いていない可能性があります)。blogのコメントはこちらで承認するまでは公開されませんので、個人情報への配慮に関しては、コメントに併記して頂ければ、適切に対応させて頂きます。
さて、ROUND 4の紹介に移る前に、ROUND 3a「Revolver」のルールに、記述忘れがありました。この場を借りてお詫びすると共に、以下の通り追加・訂正致します。参加者の皆様にはお手数をおかけしますが、こちらで紹介しているルールに、以下のルールを付け加えていただければ幸いです。ただし、このラウンドは当日の参加人数によって変更がありえるということを、再度申し上げておきます。
「先着2人までボタンを点けることが出来ます。先に押した方が誤答した場合、2番目の方に解答権が渡ります。(2番目の方が誤答した場合も、同様に×がつきます。また、1人しか押していない場合で誤答した場合は、2番目の方を待たず、その問題は終了です。)」
では、準決勝相当となる、ROUND 4の形式を紹介しましょう。
ROUND 4 Five Survive [15 -> 5]
- 基本ルールは「5セット制サバイバルクイズ」、出題傾向は「オールラウンド」です。
- 15人一斉で行う、5セット制のクイズです。
ROUND 2を1抜けした5人は1pt.を持ってスタートします。 - 第1~4セットは
早押しクイズ です。各セットのルールは以下の通りです。ポイントは全セットを通じて持ち越します。
- 第1セット:正解+1pt.・誤答-1pt.、30問限定
- 第2セット:正解+1pt.・誤答-1pt.、30問限定
- 第3セット:正解+2pts.・誤答-2pts.、20問限定
- 第4セット:正解+2pts.・誤答-2pts.、20問限定
各セット終了時にポイントが単独1位の方が、ROUND 5進出となります。 同点1位が複数名いる場合は、1問正解勝利、1問誤答敗退のプレーオフでROUND 5進出者を決定します。 - また、
第2セットと第3セットが終了した時点で、ポイントが下位の2名がそれぞれ失格となります。 同点最下位が3人以上いる場合は、失格者2名を決める1問正解勝利、1問誤答敗退のプレーオフで失格者を決定します。- ただし、単独最下位が1名いて、下から2番目の成績の方が複数名いる場合は、
単独最下位の1名のみが失格です。 この時、プレーオフは行わず、次のセットに失格人数の枠を持ち越すことも行いません。 第4セット において、勝抜けが決定した後に、残った解答者の点数を、トップが10pts.になるように引き下げます。 引き下げを行った後に、得点が0pt.以下の方は失格となり、第5セットに参加することはできません。 つまり、第4セット終了までに、2位の方と9pts.差以内のポイントを保つ必要があります。なお、トップが10pts.以下の場合、この引き下げ補正は行いませんが、得点が0pt.以下の方は失格です。- 第5セットは、4セットまでの得点を持ち越して、
20問限定出題のボードクイズ を行います。- 問題文は
1回 読みきった上で、そこからシンキングタイムを15カウント 取ります。正解すると得点の増減はなし、無回答・誤答は-1pt.です。 全員不正解の場合、得点は減少せず補充問題を1問出題します。 この補充問題も無回答・誤答だった場合に限り、-1pt. となります。ただし、このルールが適用されるのは5回目の全員不正解まで で、6回目以降の全員不正解は即座に全員-1pt.となります。 0pt.にまでポイントが減少したら失格 です。最後まで生き残った1人、もしくは20問終了時に残りポイントが最も高かった1人が、ROUND5進出です。- なお、残っている全員が同時に0pt.に到達した場合、及び全問終了時に同率トップが複数名いた場合、第1~第4セット同様、1問正解勝利、1問誤答敗退の早押しクイズによるプレーオフでROUND 5進出者を決定します
クイズの「強さ」はいろいろな要素で語ることができます。ROUND 2のポイントとして挙げた「ボタンスピード」や「知識量」、ROUND 3のポイントで挙げた「判断力」などさまざまです。ROUND 4まで勝ち残った15人の皆さんは、そのいずれかの要素が他を圧していたからこそ、その舞台に立つ権利を与えられたのだと思います。多士済々、海千山千のそんな15人に対し改めて問う、クイズの強さを測る要素はたった2つです。即ち、「勝つクイズ」と「負けないクイズ」。自分が他の参加者に勝る部分を信じて他との勝負に勝った4人と、総計120問の間、最後まで負けない戦いを貫き、他との勝負だけでなく自分との勝負に勝った1人にROUND 5への切符を与えます。
さて、まずは各セットの参加人数を整理しておきましょう。原則として各セットで1人ずつ勝ち抜けが出る一方で、第2・第3セットは2名ずつ失格者が出ます。つまり、第1セットは15人から1人勝ち抜け、第2セットは14人から1人勝ち抜け・2人失格、第3セットは11人から1人勝ち抜け・2人失格、第4セットは8人から1人勝ち抜け。単独最下位の発生により失格人数が変わったり、第4セットで大差をつけられての失格などはあるため、人数に変動はありますが、基本的にはこういった人数の絞りになります。どのタイミングで勝負をかけるか、その思惑は15人それぞれ異なるでしょう。中には第4セットでの点差を最初から計算に入れながら戦う方もいらっしゃるかもしれません。それも正統な戦術だと思います。
最後の1枠に限っては、早押しではなくボードクイズで争って頂きます。企画の草案作りの際に、かなり早い段階で決まったのが、この最後のサバイバルボードでした。近年の大会では早押しやスピードが重視される部分が強い印象があり、単純なボードクイズが軽視されているのでは、と常々思っていました。そういう訳で、決勝に向けての最大の正念場である、この段階で採用することにしました。言い訳の利かない知識比べを、ステージで繰り広げてもらうために、ここだけは絶対に譲れない部分だったのです。
ルール上、全員不正解のリスクがあることから、本大会では補充問題を出題するというルールを導入しました。落としてはいけない問題をきちんとカバーし、要所では他の参加者が分からない問題を拾っていく先に、ROUND 5への扉が開かれます。もちろん第4セット終了段階で多くのポイントを持っておくに越したことはありませんが、ボードクイズは早押しクイズ以上にメンタル面が問われる形式です。思わぬところに逆転の糸口があるのかもしれません。
いずれにせよ問題傾向は「オールラウンド」。どのセットであろうと。ここから先は力と力の勝負です。知識量、スピード、判断力、精神力……すべての力を振り絞って、生き残ってください。主催者が「最もやりたかった形式」として挙げたこのROUND 4、素晴らしい戦いが繰り広げられることを、スタッフ一同願っています。
いよいよ次回は決勝戦。ROUND 5の形式紹介です。
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