2009/08/31

ROUND 2d.

10月10日の大会本番に先立って、エントリーをいただいた皆さん、誠にありがとうございます。現在のエントリーは「63」(うち優先枠6、学生18)です。中には遠方にお住まいの方、さらにはついに高校生の方からのエントリーメールも頂きました。現在、スタッフ一同、すばらしい大会にするべく大会準備をしているところです。

さて、大会本番の4日後が「鉄道の日」であることを皆さんはご存知でしょうか? 実は、この大会に参加したいと思っているものの交通費の工面が難しく、参加できないとお思いの遠方の皆さんにとって、このことは実は少々気に留めておいたほうがいいことなのです。毎年この時期、JRグループが「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」(今年のプレスリリースはまだなので、昨年のJR西日本のプレスリリースをこちらのリンクに貼っておきます)というトクトクきっぷを発売しています。鉄道ファンの間では「青春18きっぷの秋バージョン」とも呼ばれるこのきっぷ、値段は3回分で9180円と、本家18きっぷよりちょっとだけ高いですが、青春18きっぷとまったく同じように利用できるきっぷなのです。お金はないけど暇だけはある学生の皆さん、よかったらこのきっぷを手に、大会に遊びに来てみてください(ちなみにこれを書いているblog担当は、JRグループの関係者ではありません。念のため)。もちろん参加を希望される場合は、こちらの記事を参照の上、エントリーメールの送信をお願いいたします。

では、今回のルール紹介に参ります。

ROUND 2d Deduction Drive [10 -> 4]

  • 基本ルールは「上座式サバイバル」、出題傾向は「一般常識、及び難易度やや低めの問題」です。

  • ROUND 1の近似値②→①に基づいて、上位順に並び、全員20pts.を持ってクイズを開始します(近似値未記入の場合はROUND 1の順位で並べます)。

  • 正解すると、自分より下位の人が全員-1pt.、かつ自分は最上位席へ移動です。誤答すると、自分だけが-1pt.、かつ最下位席へ移動です。

  • 最上位席で正解すると、上記の正解ルールに加え、自分に+1pt.となります。一方、最下位席で誤答すると、上記の誤答ルールに加え、さらに自分に-1pt.(計-2pts.)となります。

  • 得点が0pt.以下になると失格です。残り人数が4人になった時点で、残りpts.で順位を決定します。同着、もしくは同時失格などの基準は【得点→正解数→誤答数→予選順位】です。

10人から4人を選ぶクイズのルールは、さまざまな種類が考えられます。それこそ、参加者の皆さんに問う能力が違えば、ルールも異なってくるでしょう。今まで紹介したROUND 2の各コーナーを例に挙げれば、2aは「積極性」、2bは「知識量&スピード」、2cは「正確性&判断力」となるでしょうか。では、この2dのルールで皆さんに問われているのは何でしょうか?そこにこのルールのポイントがあります。シミュレーションをしてみればすぐ分かることですが、このルールでは1問の正解で一気に有利に立つことできます。最上位席に立てば、次の問題は誤答しない限りポイントが減少することはありません。そして、自分より上座にいる人が正解する可能性もしばらくの間は少なくなります。しかし、このことは裏返せば、1問の誤答が致命傷になるということも意味しています。終了時の順位は考慮されないものの、最下位席にいることがポイントの面でどれだけ不利を受けるかは、自明でしょう。どんな状況であれ、ボタンを押すことは諸刃の剣。アップダウンクイズとはまた一味違う緊張感を持ったルールではないかと思います。

2b、2cの紹介の際、安易に「難問・易問」といった表現を使うのは避けました。「学生系」と「難しい問題」、「クイズベタ」と「簡単な問題」は、明確に違うと考えるからです。このコースでは、「50問中、およそ半分は大会中最も簡単な問題」を出題するつもりですが、ここでいう「簡単」とは、「クイズ未経験者でも最後まで聞けば大体わかる」というところです。ベタ問コースの直後なのでベタ問は避けるつもりですが、「一般常識レベル」と感じられるような問題なら、そのまま出します。さらに、ここでは多少「遊び心」も入れていきたいと思っておりますので、大事なのは「柔軟さ、機転、発想の早さ」あたりでしょうか。

「6人の敵を排除に追いやるために最も有効な手段は何か?」「上位進出のために、得点をキープするためには、どういうゲームプレイが必要か?」これらの命題に対し、参加者の皆さんが導き出した答えを、イベント当日、見せてください。くれぐれも近似値の書き忘れはないように…。

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